ドリルパス冷却とは
ドリルパス冷却とは、ダイカスト金型において
冷却したい部分をピンポイントで冷却することを目的とした金型冷却技術です。
従来の金型冷却では、複雑な冷却回路を形成することが難しく、
冷却効率や温度分布に課題が生じることがあります。
ドリルパス冷却では、
製品部近傍に冷却回路を配置することを可能にする構造を採用しています。
技術の特徴
ドリルパス冷却には以下の特徴があります。
- 冷却したい部分をピンポイントで冷却可能
- 複雑な冷却回路の形成が可能
- 冷却効率の向上
- 金型温度の安定化
これにより、ダイカスト製品の品質向上や
金型寿命の改善につながる可能性があります。
溶接を活用した冷却回路形成
本技術では、ダイカスト金型では一般的に避けられることの多い
製品部への溶接を工程の一部として活用します。
これにより
- 冷却回路の自由度向上
- 複雑形状への対応
が可能になります。
また、溶接部の品質確保により
- 水漏れ
- 金型寿命低下
といった問題を防ぐ構造となっています。
従来工法との違い
近年では3D積層造形による冷却回路形成もありますが、
ドリルパス冷却は
- 比較的低コスト
- 高い強度
- 従来金型にも適用可能
というメリットがあります。
既存の金型入子の設計変更のみで
冷却回路を構築することも可能です。
特許情報
本技術は以下の文献に関連しています。
「冷却流路が溶接により形成されている鋳造用装置及び鋳造用装置の製造方法」
J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
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